カクテル7デイズ案内その③
《 GET IT ON 》
Gentleman Jack
Cognac Blandy
Peach liqueur
Pernod
Ginger wine
Lemon Peal
今回ベースのウイスキーとなるのが、
ジャックダニエルの中でも高貴な、
「ジェントルマンジャック」。
ジャックダニエルは
原酒をサトウカエデの木炭で一滴一滴濾過する独特の工程(チャコールメローイング)により、
なめらかでまろやかな原酒に生まれ変わります。
ジェントルマンジャックは
最も手間と時間のかかるこの行程を2度に増やします。
まず樽で熟成する前に1回。
それから熱成後、ボトルに詰める前にもう1回。
1度ならず2度木炭に通すこと、
それが「ジェントルマンジャック」
まろやかでコクのある風味の真髄です。
カクテルの創作には
歴史あるアメリカンクラシックカクテル
「サゼラック」のレシピからヒントを得つつ。
もとのサゼラックのレシピはシンプルで男性的なハード濃厚であるのと対照的に、
ジンジャーワインとピーチリキュールを合わせて、あえてビターズなどは入れない
テネシーウイスキーをマイルドにラグジュアリーに✨
ベッドサイドでゆったりまったり楽しみたい
芳香で優雅なロックカクテルに仕上げました。
1973
Marvin Gaye
Let's Get It On
マービンゲイの甘〜い歌声と
リズムを聴きながら
シルキーデリケート極上の芳醇を持つジェントルマンジャックと共に
パーティや日常からちょっとだけ解放されて
ゆっくりした気持ちで食後に楽しんで頂きたいなと思っております。
創業者の
ジャスパー・ニュートン・ダニエル氏は
「テネシーウィスキー」というジャンルを確立した立役者であったりもする。
彼はどんな人物だったのか追ってみましょう♪
テネシー州のリンチバーグで13人兄弟の末っ子生まれ、
母はジャックが生まれすぐ亡くなり、父と育つが父の再婚相手継母とうまくいかず、ジャックは6歳の時に家を出ることを決意。
1マイル離れた隣家を目指して家を飛びだしてしまった。
牧師の元に預けられることになる。
ただ、それが彼の飛躍のキッカケとなる...
実はその牧師はお酒の蒸留所も傍らで営んでいたんですね。そんな牧師の元で奉公を続けている時のある日。
牧師の家族から
「牧師になるか?蒸溜所で酒をつくるか?どちらか1つを選べ」と選択を迫られて、
牧師の蒸溜所を引き継ぐ形でスタートしたジャックダニエル。
創業したのはまだ13歳だったとは驚き
ジャックダニエルには彼の性格や強く反映されていきます。
例えば独特な四角四面のウィスキーボトル。
ウィスキー好きなら、遠目からでもあのボトルの形で「ジャックダニエルじゃないか?」と思えるほどですよね。
そんなボトルの形になったのも
「俺の性格は四角四面だから」
というジャック本人の意向によるものらしい。そんな頑固で徹底的に他のウィスキーとの違いを出すことに強いこだわりを持ち続けたジャックダニエル。
そのウィスキーづくりにおける強いこだわりの1つが『水』。純粋な湧き水にこだわるためになんと『東京ドーム30個分』の土地を買い取って求める水源を確保するというウィスキーづくりで、何事にも「ここまでやるか!?」を徹底した男だったみたい。
ジャックダニエルのプライベート面でいうと、身長が158センチと小柄でチャーミング。
だけど彼の突き抜けた職人気質、独立心旺盛、
クラフトマンシップ、禁酒法ビジネスでの成功。
そんなダニエルは生涯独身を通し、子供もいなかった。
プレイボーイとして名を馳せていたジャックダニエルには7人の愛人がおり
派手好きで、音楽とパーティーを愛したテネシーいちのモテ男でもあった。
そんな彼が仕事とパーティーを抜け出して最後眠りにつく癒しのカクテル。
それが創作の裏テーマになっています♪
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このカクテルは、
10月17日からスタートする
"東京カクテル7デイズ"
限定カクテルです!
@cocktail7daysのプロフィールURLをチェック!
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BAR dilly dally @西新宿
everyday open !!
Mon-Fri 》》》17:00-25:00
Sat.Sun.Holiday 》》》15:00-25:00